saw | 感想覚書

saw

saw―ソウ―

ホラー…なのかな。見たのは一ヶ月くらい前になります。

印象としてはミステリー色の方が強かったように思います。

てかスプラッタサスペンスとか言うほうが合うかもしれない。

 

流血物苦手な方はご覧にならないことをお薦めします。

 

これねー…かなり怖いです。

11月29日からだったかな。これの第二弾が公開されるそうです。

映画館には見に行きません。時間がないって言うのが大きな理由ですけども。

ちょっと映画館で見たら正直その日の夜は夢でうなされそうです。

てか正直これ見た日の夜はこの映画の夢でした。

とはいえ、私普段から昼の間の体験とかがかなり夢に反映される方なので、この映画でなくても、本読んだり映画見たりすれば、大抵その日の夜は関連したような夢を見るので別段珍しいことではないのですが。

 

この映画、どこが怖いといえば、ホラーなんだけど犯人がいて、しかも誰もが巻き込まれる可能性がある、ということです。

人間生きてれば一度や二度もう死んでしまいたい、とか思うことあると思うんですよ。

だからといってそれで本当に自殺する人はごくごく一握りなんでしょうが。

 

だけどその生に対する執着の無さが犯罪に巻き込まれる原因となろうとは。

 

「この後は生きることに必死になるだろう」

 

犯人の生に対する執着と、未来ある者への嫉妬には凄まじいものがありました。

 

殺され方の残虐さもですが、誰でも巻き込まれうるってところが、物凄く怖い。

私霊より何より一番怖いのは人間だ、と思っている人間ですので、そこら辺の幽霊とかゾンビとかそう言ったホラーよりずっとずっと怖かった。

ほとんどホラーは見ないんですが、こういうホラーなら見てもいいかな、と思いました。

 

最後のオチはここでは書かずにおきますが、犯人は予想内なんですけど、その現れ方に驚かされます。

今度の二作目も犯人は同じなんでしょうか。

それともベースが同じの全く違う事件なんでしょうか。

ちょっと気にはなる…

 

どの被害者もかなり精神的にも映像的にもキツイ殺され方をしてますので、駄目な方は本当に見ないで下さいね。

でも、淡々と進みながら手に汗握る非常に見ごたえのある映画です。

第二弾はDVD待ちということで。